第5回ときめき☆セミナー(※終了しました)

男役の身体を考える——宝塚歌劇のジェンダー・パフォーマンスをめぐって

発表者:東園子(人間科学研究科・助教)

日時:2010年11月30日(火) 16:20−17:50

場所:人間科学研究科・東館106

【発表要旨】

 身体は、ある人のジェンダーを決定する際の参照点として社会的に機能している。それでは、宝塚歌劇で女性が男性を演じるとき、役者の 身体はどのように作用しているのだろうか。セックスとジェンダーの間に一貫性がない男役は、ジュディス・バトラーが論じたジェンダー・パフォーマティヴィティを考察する上で格好の 事例になる。本報告では、宝塚歌劇のジェンダー・パフォーマンスを分析することから、身体とジェンダーの関係について考えてみたい。





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