第23回ときめき☆セミナー(※終了しました)
断片的主観性:主観性の生産プロセスをめぐる冒険
講師:ステファン・ナドー(ヴィル・エヴラール病院)
日時:2011年10月31日(月) 15:00−18:00
場所:大阪大学(吹田キャンパス)生命科学図書館4階AVホール ※地図
【概要】
ガタリの「主観性の生産プロセス」という言葉には、とても単純だが考察すべき問いが隠されている。すなわち、私たちは何者なのか?資本主義と呼ばれる体制において私たちは何者になりえるのか?という問いである。私たちは個体でありながら、同時に集合的な総体である。そのとき、私たちの各人はいったい何者でありえるのだろうか?
【講師紹介】
ステファン・ナドー(医学博士・哲学博士)
小児精神科医として、同性愛の家族とその子育てをめぐる著作で知られるほか、哲学者として『アンチ・オイディプスの使用マニュアル』(信友建志訳、水声社)、『アンチ・オイディプス草稿』(國分功一郎ほか訳、みすず書房)などの著作がある。最新作はFragment(s) Subjectif(s)。
使用言語:フランス語(通訳あり)
※どなたでも自由に参加できます。