第17回ときめき☆セミナー(※終了しました)
日本哲学へのベルクソンの影響:西田幾多郎と九鬼周造の場合
L'influence de Bergson sur la philosophie japonaise :
les cas de Nishida et Kuki
発表者:アルノー・フランソワ(トゥールーズ第2大学)
日時:2011年6月21日(火) 16:20−17:50
場所:大阪大学(吹田キャンパス)人間科学研究科・東館303
共催:法政大学
※使用言語:フランス語(通訳あり)
※事前予約は不要。どなたでも自由にご参加ください。
【セミナー概要】
ベルクソン哲学は20世紀前半の,少なくとも二人の日本人哲学者に影響を与えている.その一人が西田幾多郎(とくに『善の研究』(1910年)における)であり,もう一人が九鬼周造(とくに『「いき」の構造』(1930年)における)である。今回の発表では,これら二人の哲学者へのベルクソンの影響の大きさと,それの限界とを明らかにしてみたい。