専門分野: 文化人類学, 医療人類学
キーワード: 身体, テクノロジー, 生政治・生経済, 臓器移植医療, 終末期医療
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学位: 博士・人間科学(2008年9月、大阪大学)
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研究業績
【論文】
(in press)"From cure to governance: the biopolitical scene after the brain death controversy in Japan," EASTS 7(2): 1-18.
2013a「技術とともにある身体:技術的介入と制度に埋め込まれた行為」檜垣立哉編『ロボット、身体、テクノロジー』大阪大学出版会、pp.60-77.
2011e「臓器提供に現われる身体と人格:生経済における贈与論のために」『文化人類学』76(3): 308-329.
2011d「序 身体のハイブリッド」『文化人類学』76(3): 257-266.
2011c「脳死の経験とその正当性」、春日直樹編『現実批判の人類学:新世代のエスノグラフィへ』世界思想社、pp. 141-160.
2011b「研究動向:生政治と統治性の現在」、檜垣立哉編『生権力論の現在:フーコーから現代を読む』勁草書房、pp.217-250.
2011a「臓器移植の生経済(バイオエコノミー)——治療から数の調整へ」、檜垣立哉編『生権力論の現在:フーコーから現代を読む』勁草書房、pp.15-46.
2010「ハイブリッドな秩序と人間の行為」、『Communication-Design』3: 56-65.
2009「からだを提供する/売る:臓器移植の経済」、織田竜也・深田淳太郎編『来たるべき人類学2 経済からの脱出』春風社、pp.167-192.
2008b「臓器移植医療と人体の経済に関する人類学的研究」、博士論文(大阪大学)。
2008a「脳死—科学知識の理解と実践」、春日直樹編『人類学で世界をみる——医療・生活・政治・経済』ミネルヴァ書房、pp. 39-57.
2007「グローバル化の中の移植医療—海外渡航移植者の選択」、浮ヶ谷幸代・井口高志編『病いと<つながり>の場の民族誌』明石書店、pp.181-204.
2006「臓器移植における身体認識—身体の部品化に関する一考察」、『身体と動きの人間学』(ヒューマンサイエンスプロジェクト成果報告書)大阪大学人間科学研究科、pp.55-62.
2005b「映像における『表象の危機』とは何か」、『映像と思想』(ヒューマンサイエンスプロジェクト成果報告書)大阪大学人間科学研究科、pp.72-79.
2005a「匿名の交換と身体の再構築」、『年報人間科学』26: 259-275.
【研究ノート等】
2009「装置」、『Communication-Design』2: 194.
2008b「埋め込み」、『Communication-Design』1: 213.
2008a「エージェンシー」、『Communication-Design』1: 212.
2005「身体の公共性に関する人類学的研究: 日本における海外渡航移植の事例を中心に」2004年度松下国際財団研究報告書。
[pdf]
2003「書評: Lisa Yoneyama, Hiroshima traces: time, space, and the dialectics of memory (University of California Press, 1999)」、『年報人間科学』24: 119-123.
【翻訳】
2013「現れつつある生の形式?」(ニコラス・ローズ)『思想』1066: 303-345.
2013「構造主義の生成変化」(エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ)檜垣立哉との共訳、『思想』1066: 99-129.
2011「強度的出自と悪魔的縁組」(エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ)小倉拓也との共訳、『現代思想』39-16: 170-209.
2010「レヴィ=ストロースと鳥インフルエンザ:潜在的カタストロフィの構造人類学」(フレデリック・ケック)、『現代思想』38-1: 239-245.
【その他の文章】
2013「インタビュー:人類にとって科学技術とは何か?」京都大学グローバル生存学大学院連携プログラム『学際トークCAFE』1: 9-10.
【口頭発表(学会・シンポジウム・国際会議等】
2012c「制度に埋め込まれた行為を考える—臓器移植の事例から」、日本生命倫理学会第24回年次大会、立命館大学(2012.10.27)
2012b "Affection and Economic Action: on the Socio-Economic life of organs," The 11th world congress of the International Association for Semiotic Studies, Naijing Normal University, China (2012.10.7)
2012a "Technological Interventions and Subjectivity: Toward An Anthropology of Robotics for Medicine," Workshop on Robot Anthropology: Emergent Technologies and Questions of Human Sciences," Bielefeld University, Germany (2012.8.3)
2011「臓器の経済に現れる「人格」の考察」、大阪大学最先端ときめき研究推進事業・第9回セミナー「身体のハイブリッド」、大阪大学(2011.1.8)
2010f「臓器移植の人類学からみた生命の経済とその倫理」、公開ワークショップ「バイオエシックスの人類学×社会学」、立命館大学(2010.12.4)
2010e "From cure to Governance: a biopolitical scene aftere the brain death controversy in Japan," The 35th Annual Meeting of the Society for Social Studies of Science (4S), University of Tokyo, JAPAN (2010.8.26)
2010d「現代医療における生命のはじまりと終わりの神話:レヴィ=ストロースと自然の再発明」、超域人類学ワークショップ(Vol.4「レヴィ=ストロースを反復する」)、大阪大学(2010.7.30)
2010c「人格を持たない<身体>の行方: 臓器の経済的調整をめぐって」、第44回日本文化人類学会研究大会、立教大学(2010.6.13)[発表要旨.pdf]
2010b「分科会趣旨説明:身体のハイブリッド」、第44回日本文化人類学会研究大会、立教大学(2010.6.13)[発表要旨.pdf]
2010a「経済と死が交わるとき——脳死論争の閾」、大阪大学グローバルCOE「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」研究プロジェクト「諸価値のコンフリクトと妥協に関する民族誌的研究」ワークショップ・「人類学的批判の再定位にむけて:変容する文脈にどうかかわるか」、大阪大学(2010.2.11), [WS趣旨文.pdf]
2009 "Making the gift economy work: the case of organ trade," Medical Anthropology at the Intersections: Celebrating 50 Years of Interdisciplinarity, Yale University, USA (2009.9.26)
2008「死と贈与:臓器提供における聖なるもの」、 第42回日本文化人類学会研究大会、京都大学(2008.5.31)[発表要旨.pdf]
2007b「擬制(フィクション)としての贈与——臓器移植医療における人体の経済」、京都人類学研究会12月季節例会[共催:大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」、日本文化人類学会関西支部例会]、京都大学(2007.12.15)
2007a「臓器の医療/経済人類学」、第41回日本文化人類学会研究大会、名古屋大学(2007.6.2)
2006「ネットワークと想像力:臓器移植医療の事例から」、第40回日本文化人類学会研究大会、東京大学(2006.6.3)
2005「ドナーの身体をめぐる記述の競合——ドナー家族の語りから」、第39回日本文化人類学会研究大会、北海道大学(2005.5.22)
2004「不可視の制度——臓器移植に関する人類学的研究」、日本民族学会近畿地区研究懇談会・修士論文発表会、国立民族学博物館(2004.3.19)
【研究会等発表】
2013「身体とテクノロジーを介した社会性の創出:医療の経験を問い直す」、第4回「思考様式および実践としての現代科学とローカルな諸社会との節合の在り方」研究会、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(2013.2.24)
2010e「苦悩の経験とその正当性—現実批判の人類学にむけて」、医療人文学研究会、大阪大学(2010.6.23)
2010d「経済と死が交わるとき——脳死論争と現実批判の条件」、大阪大学グローバルCOE「コンフリクトの人文学」研究会、一橋大学(2010.2.21)
2010c「治療から数の調整へ——バイオエコノミーの人類学」、現代人類学研究会、東京大学(2010.1.23)
2010b「臓器の経済化——「不足という問題」をめぐって」、医療社会学研究会、龍谷大学(2010.1.21)
2010a「臓器移植のバイオエコノミー——「不足」の問題化をめぐって」、生権力研究会、大阪大学(2010.1.14)
2009b「生政治と統治性の現在」、生権力研究会、大阪大学(2009.12.10)
2009a「死のコンテクストと文化論の行方」、大阪大学グローバルCOE「コンフリクトの人文学」研究会、大阪大学(2009.11.28)
2008b「人格としての人間/資源としての人間——生権力と経済」、生権力研究会、大阪大学(2008.7.24)
2008a「臓器提供における主体とエージェント」、大阪大学グローバルCOE「コンフリクトの人文学」研究会、明治学院大学(2008.7.12)
2006「脳死をめぐる知識の合理性と非合理性」、神戸大学社会人類学研究会、神戸大学(2006.11.15)
2005b「グローバル化の中の移植医療」、現代医療研究会、早稲田大学(2005.7.30)
2005a「移植医療におけるドナーの位置づけ——「脳死」と人体の医学的利用」、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「資源の分配と共有に関する人類学的統合領域の構築」、京大会館(2005.7.9)
2004「臓器移植における身体の認識」、ヒューマンサイエンス研究会、大阪大学(2004.2.23)
【依頼講演等】
2010「人間が資源になるとき:人体の医学的利用をめぐる人類学」、京都中ロータリー例会、京都ホテルオークラ(2010.9.6)
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